イソヒヨドリが水浴びをする写真です。
一昨年の秋鉢置きに水を入れてエアコンの室外機の上に置いているとイソヒヨドリがその中で水浴びをやっていました。
翌年の冬に来なくなり、同じ年の秋には姿を見せなかったのでイソヒヨドリも別のところへ渡ってしまったと思っていました。
ところが一昨日からイソヒヨドリが室外機の周辺に飛んで来るようになりました。もしかしてと思い以前のように鉢置きを室外機の上に置いていると水浴びを始めました。この場所を覚えているのは一昨年に来ていたイソヒヨドリじゃないかと思います。雌雄も以前と同じ雌です。
事の始まりは、エアコンを使わなくなったので排水ホース受けとして使っていた器を室外機の上に置いていました。
この器は、エアコンの排水ホースの先端をこの中に入れていると、排水された水が排水ホースの出口を塞ぎ外気の逆流を防止できます。風の強い日、室内の熱交換機内部が風で鳴る事を防止できます。
一昨年の秋、この小さな器を室外機の上に置いているとイソヒヨドリがこの中に入り込み、足のみが水につかった状態で水浴びをするように翼をばたつかせているのを見かけました。
そこで排水受けの代わりにイソヒヨドリの全身が入る大きさの鉢置きの中に水を入れてやると毎日やって来てはこの中で水浴びをするようになりました。
一年を経過しても場所を覚えている野鳥の記憶力の凄さを感じます。
いずれからか飛んで来て室外機上をポンポンポンとジャンプするように跳ねながら鉢置きの中に入り込み一生懸命水浴びをする野鳥の姿を眺めていると意外と可愛いものだと思います。
野鳥までの距離が近過ぎ(30~40cmほど)フォーカスが合ってくれません。またカーテンの間から突き出ているレンズの存在が気になるようです。撮影時、野鳥の移動を追いかけるようにレンズを急に振ると驚かしてしまいます。このため尾羽が切れている写真があります。
水浴び以外の行動を観察していると縄張り内に入って来たセキレイを追い出したり同じ種類の雌を追い出すなどテリトリーを維持する行動が見れます。更に窓ガラスに止まっているカメムシを捕食する行動も観察出来ました。野鳥は、カメムシが放つ臭さを感じないのでしょうね?
- 瞬幕
- 水浴び前の水飲み
- 水浴びの始まり
- 水浴び
- 水浴び
- 水浴び後の羽繕い






