レモン彗星が出現する方向を撮ってみました。

彗星を三脚のみで撮影しようとすると、地球は自転しているので彗星も移動してしまいます。このため赤道儀等の機材が無いと撮影するのが難しい天文現象です。

ただ昨年１０月に出現した紫金山・アトラス彗星のように肉眼で見えるくらい明るくなると三脚だけでも撮影することは可能です。

彗星が夕方見えるようになったので、彗星方向の空に町明かりが影響しない日本海側の海辺へ移動し撮影してみました。

撮影のポイント

彗星の撮影方法は、インターネットを検索すると星空写真に詳しい方の解説が豊富に出て来るのでそちらを参考になさってください。

一番のポイントは、星空の星にマニュアルフォーカスしてフォーカスを正確に合わせる事と思います。フォーカスポイントの星をカメラのモニター等に最大拡大し一番はっきり見えるポイントに合わせます。フォーカスは、一点でしか合いません。

次に重要なシャッタースピードの選定は、地球は自転しているので星も常に移動します。撮影補助アプリPhotoPillsに付属している機能、スポットスターを使って使用しているカメラと焦点距離で星が点に写るシャッタースピードを導き出し撮影する事と思います。

ほぼ一カ月にわたりレモン彗星を撮影してみました。更新するたびに見ていただきありがとうございました。