時雨岳
赤線:今回の登山経路 青線:2012.5 白鳥山まで縦走した経路
山芍薬の群生地へは、山に登らなくなった10年の月日を物語るように10歩登っては息を整えまた10歩登る繰り返し、もう若くないことを実感させられました。
山頂部近くの群生地一帯を取り囲んでいる鹿防止ネットは、以前のまま、花弁の縁に紅の強くさす山芍薬の発見はできませんでした。群生地の株が少し少なくなったように感じます。以前のように風に揺れる花を見て時雨岳の自然が継続している事を安心しました。
山芍薬は、純白の花弁の花です。時雨岳の山頂周辺は、花弁の縁が赤くなっている花を見ることができます。縁取りのある山芍薬は、時雨岳の固有種と思います。
登山データ
距離1km(登山口 – 鹿防止ネット)標高差278m
白水の滝
滝の横に設置されていた案内板を撮影した写真から説明文の文字を起こしてみたものです。
白水の滝由来
寿永四年(1185年)、壇ノ浦の戦いに
敗れた平家の残党が、一時大分県玖珠郡に逃
れ、しばらく移住したが山が浅く安住の地と
定めることが出来ず鞍岡(五ケ瀬町)を経て
本屋敷にしばらく移住した。
しかし心が安まらず更に山奥深く分け入ろう
として白岩山に登り尾根伝いに南下し、この
白水の滝の上流を通過して、御池辺りに本陣
を構えました。その時この滝の上流が昼の休
憩場所であり、ここの水で米をとぎ昼食を取
ったそうです。
そのとぎ汁が、この滝に流れてきて真っ白に
見えたことから『白水の滝』と呼ばれるよう
になりました。椎葉村観光協会
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