シオカラトンボ

シオカラトンボの産卵を撮影した写真です。

白野江植物公園を久しぶりに訪れたらシオカラトンボが園内の池で産卵していました。

シオカラトンボの雄たちは、池の縁で何処からともなく飛んで来る雌を待っています。交尾したトンボは、池の中を飛び回り良い場所を見つけると、雌が雄から離れ直ぐに産卵を始めます。

産卵を終わった雌は、池の中の雄たちを振り払うように、一気に上空へ飛び上がり見えなくなります。

トンボの産卵風景を眺めていると自然の不思議を感じます。
(北九州市民は、7月から8月までの間、白野江植物公園の入園料が無料です。)

シオカラトンボの生態

シオカラトンボは、雄が青色、雌が黄色と見ただけで雌雄の区別がわかります。

シオカラトンボの産卵は、雌が産卵場所の上空10cmぐらいでホバリングし、産卵態勢が整ったところでからだを回転しながら下降し尻尾部分を水中に打ち付けるようにして産卵します(写真 1~3)。このシーンを狙うとフォーカスが合った写真を撮影できると思います。